慢性的な疲労の原因はこちら!【副腎疲労を疑え!】

40代向け

ご訪問ありがとうございます。

こちらの記事では、

慢性的な疲労は副腎疲労が原因かも!?

というテーマで記してみたいと思います。

以下に当てはまったら要注意!

  • カフェインをやたらほしがる
  • 甘いものをつい食べ過ぎてしまう
  • 塩辛いものばかり食べる
  • 不眠が続く
  • 朝起きられない
  • 朝だるい状態が続く
  • 休日はいつも寝ている
  • 夕方から元気になる
  • 性欲の減退
  • 生理不順になりやすい

これらの症状に対する対処法は、

  • 副腎を回復させるべし!

以下順番に解説いたします。

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慢性的な疲れが起こるメカニズム

副腎の働き

人はストレスを感じると、副腎から抗ストレスホルモンが分泌され、身体を正常な働きに戻そうとします。

代表的な抗ストレスホルモンは、アドレナリンコルチゾールです。

アドレナリンによって身体と心が緊張状態になり、心拍数を上昇させるなど交感神経が刺激され、ストレスに立ち向かう準備を始めます。

一方コルチゾールはストレスによる防御反応として作用し、血糖値の低下を防ぐ、免疫システムを正常に保とうとする、などの働きがあります。

ストレスを受け続けるとどうなるか?

ストレスを受ける状態が続くと、副腎が常に抗ストレスホルモンを出し続けることになります。

アドレナリンもコルチゾールも血糖値を上昇させる働きがあることから、逆に血糖値を下げようとして膵臓からインスリンが分泌されます。

この状態が長く続くとホルモンバランスの乱れが起こります。

糖の代謝がうまくいかなくなり、太りやすくなります

そして副腎に疲労が蓄積されると、抗ストレスホルモンの分泌が減少し、低血糖状態になります

その結果、チョコレートやスイーツなどの甘いものが欲しくなります

ナトリウムとカリウムのバランスが崩れることで、塩辛いものもやたら欲しがるようになります

脳をリラックスさせようとしてカフェインも欲するようになります

ストレスを紛らわせようとしてお酒を飲む、タバコを吸うなどの行動に出る方もいらっしゃるでしょう。

糖質、カフェイン、アルコール、ニコチンにより抗ストレスホルモンを出そうとして副腎を刺激し、ますます副腎が疲労するという悪循環が起こります。

副腎疲労の特徴の1つに、うつに近い症状になることも挙げられます。

何をしてもやる気が出ない、朝起きられない、やりたいことがあっても「面倒くさい」が先行してなかなか次の行動が起こせない。

でも実際には副腎を回復させることで、憂鬱な状態から抜け出すことができる可能性もあります

鬱(うつ)かな?と思ったときには、うつ病専門のクリニックだけでなく、副腎を診てくれる診療所にもセカンドオピニオンとして通ってみることをお勧めします。

副腎疲労から回復するためには?

副腎疲労から回復するには、摂るべき栄養素を摂り、避けるべき飲食物を避けることが大切です。

摂るべき栄養素

副腎を回復させる栄養素として、以下のものが知られています。

  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • タンパク質
  • オメガ3脂肪酸

普段の食事ではなかなか補えない場合は、サプリを利用するのも有効な手段と言えます。

避けるべき飲食物

副腎を回復させる栄養素を摂りさえすれば、好きなものを好きなだけ食べていいかというと、決してそうではありません。

我慢することがストレスになるかもしれませんが、徐々に減らすようにしましょう。

  • 糖質(お菓子、パン、ジュース、アイス等々)
  • カフェイン(コーヒーを始め、各種栄養ドリンク)
  • 脂っこい食事
  • 塩辛い食事(天然塩ではなく精製塩によって調理された食事等)
  • トランス脂肪酸(マーガリン、菓子パンに含まれるショートニング、ポテトの油など)
  • 果糖ブドウ糖液糖たっぷりのジュース、清涼飲料水

※コーヒーについては適量ならば身体に嬉しいメリットもあります。

コーヒーは1日に何杯なら適量か?についてはこちらの記事を参考にしてください。

コーヒーの1日の適量は何杯まで?→1日缶コーヒー2~3杯が限度!
コーヒーを飲むことでリラックスし、頭がスッキリ!それ以外にもがん予防などの嬉しい効果が! 一方でコーヒーを飲み過ぎることによるデメリットもたくさんあります。 コーヒーは1日何杯までが適量?理由と共に解説いたします!

筆者の体験談

新型コロナウイルスが本格的に流行する前の筆者は、会社で疲弊しておりました。

毎日10時間以上の労働は当たり前、上司や同僚との関係もうまくいかず、ストレスを溜める毎日でした。

ストレス解消として、コーヒーをよく飲んだり甘いものに手を出したり、夜食にラーメンを食べたり。

自宅に帰ってからはYouTubeやSNSを見るだけで1日が終わり、そして憂鬱な朝を迎える。

休みの日はずっと家で寝る。

そんな毎日の繰り返しでした。

肉体労働でしたが、体重も増えていたように思います。

コロナの影響で確かに仕事は減りましたが、私自身のストレスは大幅に減りました。

ただ、毎朝起きるのがだるい、疲れがあまり取れた感じはしない、相変わらず甘いものやカフェイン、塩辛いものを欲しがるなどの体質は相変わらずでした。

ふとしたきっかけで、慢性疲労の原因が副腎疲労にあるということを知り、早速食習慣を改めることにしました。

ビタミンB群とCのサプリを積極的に摂るようにしました。

飲み始めて1週間も経たないうちに効果が出始めました。

朝起きても疲れが残っていない、暑い中クーラーなしで過ごしても夏バテしない、1日中快活な状態が続いている、などの嬉しい効果が出ています。

コロナが落ち着いた後、忙しい毎日が戻った時に同じように快活な毎日を過ごせるか?ということについてはもう少し検証が必要です。

しかしサプリを摂るだけでも十分回復する可能性があることだけは知っていただきたいものです。

まとめ

以上、慢性的な疲労の主な原因として、ストレスを過度に受け続けることによる副腎疲労が原因であることについてご説明させていただきました。

ストレスを起こす原因を知り、適切に対処することで、充実した毎日を取り戻すことができます。

身体を休めることももちろん大切ですが、普段の食生活を見直すことが、慢性的な疲労から回復する最も早い方法です。

ご参考になれば幸いです。

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