ウーバーイーツの配達で置き配ペーパーは必要?いらない?

ウーバーイーツ

ご訪問ありがとうございます。

こちらの記事では、

  • ウーバーイーツの配達で置き配ペーパーは必要?いらない?

というテーマでお話させていただきます。

  • 置き配ペーパー、あった方がいいのかな?
  • いらないという意見も多いけど、何か敷かないと不衛生じゃない?
  • 置き配ペーパーって自分で用意しなきゃいけないもの?

こんな悩みにお答えします。

結論は、

  • 置き配ペーパーはなくてもいい

本題に入る前に、少しだけ自己紹介させてください。

こちらの記事を書いているのは・・・
  • Lisung(リースン)と申します。
  • 大阪で2019年9月より副業ウーバーイーツの配達員をやっています。
  • 配達回数は1500回以上、おかげさまで評価は97%以上を維持できています。
  • どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、順番にご説明いたします。



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置き配ペーパーとは?

新型コロナウイルス蔓延の影響で、ウーバーイーツで非対面接触で受け取りが可能「置き配サービス」が2020年3月より開始されました。

「置き配」を利用尾すれば、対面での受け取りをしなくても、玄関先に料理を置いておくだけで配達が完了できます。

注文者も配達員もお互いに接触を避けることができ、接触感染を防ぐことにつながりますので、双方にとってメリットも大きい配達方法です。

「置き配」で配達する際に、料理を地べたに置くことに抵抗感を持った一部の配達員が、地べたに直接料理が接触しないように料理の下に紙を敷いて対応するようになりました

この「下に敷く紙」にイラストやメッセージを盛り込んだものが「置き配ペーパー」としてTwitterで取り上げられ、非常に話題になりました。

なお、こちらの置き配ペーパーの作者さんのnoteは以下で確認できます。

ウーバー置き配下敷きペーパーの本来の目的は|5achi
先日はTwitterで2日連続、私の作ったペーパーが2名のTwitterユーザーに取り上げて下さり… 結果、ありがたい事にどちらもバズってしまいました。バズって“しまった”と書くのも、本当に予期せぬ出来事だったからなんですが、ともあれ多くのウーバーイーツを利用している方に知...

置き配ペーパーを使うメリットとデメリット

メリット

置き配ペーパーを使うメリットとしては、

  • 床への直置きを回避でき、衛生面が保たれる
  • 注文者からの高評価につながりやすい
  • チップがもらいやすくなる

というメリットがあります。

ウーバーイーツの配達員同士で「置き配ペーパーを使えばチップがもらいやすくなるらしい」という情報が出回り、配達員が置き配ペーパーを用意するのが当たり前のような雰囲気が出ていた時期もあったようです。

デメリット

一方、注文者の中には置き配ペーパーを敷かれることに抵抗を示す方もいらっしゃいます。

  • ゴミが増える
  • 置き配ペーパーを処分する手間がかかる
  • 地べたに置かれた紙を素手で触りたくない



配達員が置き配ペーパーを用意する必要はない

置き配ペーパーを用意することで、確かにお客様に喜んでもらえる確率は上がります。

しかしながら、配達員側で無理に用意する必要はありません

理由としては、

  • エコの観点
  • 置き配ペーパーを用意するために余計な時間と手間がかかる
  • そもそも配達員の仕事ではない
  • 中身はレストランで梱包されており、衛生面はクリアできている
  • 地べたに置かれるのが嫌なら注文者側で置く場所を用意する必要がある
  • 消防法上の問題をクリアできない

ということが挙げられます。

置き配ペーパーを配達員自身で用意すること自体を否定するものではありません。

ただし中身のデザインや文章にこだわり過ぎるとキリがありません。

それに、上記で紹介したような中身の濃い置き配ペーパーを自分で用意することなど到底無理だと思う配達員の方もいらっしゃるでしょう。

配達員の本来の仕事は置き配ペーパーを作ることではありません

配達員が個人的な善意や好意で用意するのは構わないでしょう。

しかしそれが配達員への義務になってしまうことに対しては異議を唱えたいと思います。

「前の配達員の方は用意してくれたのに、今回は用意してくれないんですか?」という利用者の方からの不満の声が多くなると、置き配ペーパーを用意しなかった配達員に理不尽なBAD評価が付く可能性も考えられます。

これはかなり迷惑です。

「配達員が置き配ペーパーを用意するのが当たり前」のような空気を生み出してしまいますので、積極的に置き配ペーパーを用意するというのは筆者はどちらかというと反対です。

そもそも地べたで置かれるのが嫌だというので、自分で置き紙や箱を用意する注文者も多くいらっしゃいます。

エコの観点などから置き配ペーパーを持参していない配達員もいますので、配達員に用意をお願いするのは筋違いです。

丁寧なサービスはありがたいですが、やり過ぎるとかえって「チップが欲しいだけじゃないの?」という匂いがプンプンしてしまう例です。

消防法上の観点から、置き配ペーパーを用意することが違法行為に該当する可能性があります。

置き配ペーパーの代替案

置き配ペーパーを配達員側が用意することに対してさんざん異議を申し立ててきましたが、否定するばかりでは建設的なアイデアは生まれてきません。

そこで置き配ペーパーを用意する以外の方法を以下に記しておきます。

代替案
  • ドアノブに引っ掛ける
  • ビニール袋を下に敷く

ドアノブに引っ掛ける

ドアノブに引っ掛けられる場合は、地べたに置くよりも衛生面ではかなりいいです。

実際に「ドアノブに引っ掛けてください」と指示されるお客様も多いです。

ただ、中身が傾く可能性が高いので、汁物などが入っている場合は注意が必要です。

この場合、お客様がドアを開けた時に「ドアノブから商品が下に落ちて商品が台無しになってしまった」なんてことにならないように、お客様への事前確認は必要でしょう。

ビニール袋を下に敷く

筆者はビニール袋が店舗で用意されていない場合(マクドナルドに多い)は、自前のビニール袋を下に敷くこともあります。

※上のツイートは筆者に対するものではありませんので誤解のないように。

置き紙だとゴミにしかなりませんが、ビニール袋だと何かと利用してくださることでしょう。

置き配ペーパーよりもっと大切なこと

基本プレーを徹底する

いくらデザインや文章を凝った置き配ペーパーを用意していても、料理の到着があまりにも遅かったり、冷めていたりこぼれていたりしていては何の意味もありません

それよりも大事なことは、

  • 中身がこぼれないように運ぶ
  • できるだけ早く到着する(安全運転優先)
  • 料理が冷めないように保温バッグに入れて運ぶ
  • 手際よく配達を完了させる

などの基本プレーを徹底することです。

注文者にとっては、配達員が到着してるのに、いつまで経っても配達完了にならないことの方がイライラします

置き配のメリットは、非対面接触です。

置き配を利用する注文者は、配達員との接触を望んでいません

ですので、配達先に到着して配達完了までどれだけスムーズにできるかがポイントです。

ご飯を早く食べたいのに、配達員がモタついてその場からなかなか離れてくれないのは地味にストレスになります。

言葉はやや乱暴ですが、核心をついています。

レストランから料理がむき出しで渡される訳ではなく、必ず何らかの袋に入った状態で渡されます。

その時点で中身の衛生面は守られています

ですので、置き紙があった方がいいのか等は気にせずにさっさと配達を完了させてしまいましょう

インターホンを鳴らす

置き配で厄介な問題は、インターホンを鳴らすかどうかということです。

ウーバーの公式見解では、配達員の到着を知らせるために「インターホンを鳴らす」ことを配達員に周知させています。

しかし利用者の中には「インターホンを鳴らすことで同居人に迷惑がかかる」などの理由でインターホンを鳴らしてほしくない方も一定数いらっしゃいます

インターホンを鳴らすかどうかについては、別途記事にまとめておりますので合わせてご覧ください。

ウーバーイーツの置き配でインターホンは鳴らす?鳴らさない?
ウーバーイーツで置き配利用が非常に多くなっています。 配達完了時にインターホンを鳴らす必要があるかどうか?逆に鳴らさない方がいいのか? ウーバーの公式見解も踏まえて、どうすればお客様も配達員もストレスなく利用できるようになるか?についてまとめてみました。



まとめ

置き配ペーパーを配達員側で用意する必要はないというご説明をいたしました。

内容をまとめますと、

  • レストラン側できちんと梱包していますので、中身の衛生面は保たれています
  • 直置きが気になるという注文者は自分で置き場所を用意しています
  • 必要に応じてビニール袋を敷くなどの方法は有効でしょう。
  • それよりももっと大切なことは、配達完了までを手際よく済ませることです。

レストランからもらう料理はほとんどが紙袋かビニール袋に入っていますので、中身の衛生面は保たれています。

余計なことは何もしないのが一番無難なのかもしれません。

実際、置き配ペーパーを用意しなかったからということでBAD評価をもらったことはありません

置き配ペーパーを使わなくてもチップをいただけていることもよくあります。

ただしレストラン側が負担のない範囲で、自社の宣伝を兼ねて用意するのはありでしょう。

ご参考になれば幸いです。

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