イマジンのカバーで最も心に響いた歌手!2名ご紹介します。

癒し

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こちらの記事では、

  • 「イマジンのカバーで最も心に響いた歌手!2名ご紹介します。」

というテーマでお話させていただきます。

イマジンと言えば、言わずと知れたジョン・レノンの名曲

1971年に楽曲が発表されて以来、人類愛や平和に祈りを捧げる曲として多くの人から愛されてきました。

50年近く経った今でもなお、世界中でカバー曲が披露されるほどとても人気のある曲です。

今回はこの「イマジン」のカバーで最も心に響いた歌手を2名ご紹介いたします!

※あくまで個人的な主観を元にしたものであり、他の歌手の方々の歌い方を否定するものではありませんのでご承知おきください。

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クリス・クリフォード(Chris Kläfford)

アメリカのオーディション番組「America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)」(以下AGTと略します)2019に出演。当時30歳。

スウェーデンの小さな村で育ったというクリス。

歌手になることを夢見てAGTに出演。

ぼさぼさの髭を生やして登場し、見た目はアーティストとは少し遠いかも?と思いきや・・・。

歌い始めると、その声の心地よさ、声域の広さ、何よりものすごく感情のこもった歌声に聴き惚れてしまいます!

観客の中にもつい涙する人たちが多数・・・。

審査員のガブリエル含め、多くの女性が恋する乙女の瞳になってしまっています!

歌の終盤になると観客総立ちになり、一緒に歌を歌う人たちも。

辛口審査員のサイモンもクリスの才能を素直に認めています

ギターのアルペジオだけでここまでイマジンを感動的に歌い上げる人はなかなかいません。

歌い終わった後の感想は「何か変だ」と思わず言っちゃうほど、自分のことなのに何が起こっているのかわかっていない様子。

そういう人柄も含めて、みんなから愛される歌手になるんだろうな、と思いました。

残念ながらAGT準決勝では敗退してしまいましたが、実際に歌手としてデビューしています。

クリスの歌がもっと聴きたい!という方はぜひ一度彼のYouTubeチャンネルを覗いてみてください!

エマニュエル・ケリー(Emmanuel Kelly)

2011年、オーストラリアの「X-FACTOR(エックスファクター)」というオーディション番組に出演。当時約17歳。

「約」というのは、正確な年齢がわかっていないからです。

エマニュエルはイラクの戦争孤児で、彼の兄アーメド・ケリー(Ahmed Kelly)と同じく手足が未発達な状態で生まれ、段ボールに遺棄された状態で発見されたそうです。

出生証明書がないため、彼自身でさえも年齢がわかっていないとのこと。

その後、オーストラリアの慈善活動家モイラ・ケリーによりオーストラリアに引き取られ、養子として育ちました。

彼が歌う「イマジン」は一見かなり特別な意味を感じさせます。

戦争孤児であること、五体不満足で生まれたということ、そしてこの世界に生きる存在であること。

決して憎しみや悲しみから来る感情ではなく、純粋に歌が好きで、彼なりの精一杯の表現を歌に託しています

人一倍大変な思いをしているのに、そんなことは一切口からも態度からも現れません。

素朴な人柄が、余計に感動を生み出しています

同情からではなく、純粋に歌手として才能があると審査員が認めるほどです。

2016年にはイギリスの有名バンドColdplay(コールドプレイ)とのステージ共演も果たしています。

お母さん(モイラ・ケリー)にはサプライズだったみたいですね。

ひとしきり感動している様子がよくわかります。

エマニュエル・ケリーのYouTubeチャンネルはこちら

歌手ではありませんがお兄さんのアーメド・ケリー(Ahmed Kelly)もすごい人!

エマニュエルの兄であるアーメド・ケリー(Ahmed Kelly)2012年のロンドンパラリンピック、2016年のリオパラリンピックで水泳のオーストラリア代表選手として活躍しました。

Ahmed Kelly | Paralympics Australia
Before Ahmed Kelly became a two-time Paralympian, he was living in an orphange in Baghdad, Iraq, with his brother Emmanuel. Both had been exposed to chemical we...

パラリンピックをよくご覧になる方でしたら、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

2020年の東京大会にも出場する予定でしたが、今回は新型コロナウイルスの影響で開催が延期となりました。

もし翌年開催が決まったら、ぜひアーメドの活躍もチェックしてみてください。

もしかしたらエマニュエルやモイラにも会えるかもしれませんよ?

うまく歌うよりも、気持ちが込もった歌い方に人は感動する

クリスにしてもエマニュエルにしても、うまく歌って観客を湧かせてやろうという気持ちは一切なかったと思います。

もちろんオーディションという場で勝ち抜いていくためには、ある程度の歌唱力、訓練が必要です。

その上で、歌を通して自分がどんな思いを伝えたいのか、純粋な気持ちを歌に乗せて歌うことで、人はその心と歌声に感動するのではないでしょうか。

今回は2名だけのご紹介になりましたが、他にも「イマジンのカバーで感動した!」というような歌手や動画があればぜひご紹介ください!

最後までご覧いただきありがとうございます!

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